冬虫夏草(サナギタケ)

中国の皇族や特権階級の人の間で「万薬の頂」として珍重されてきて高価で庶民には手が届かないものとされてきました。その冬虫夏草の大量人工栽培の方法がようやく確立されました。自然界で採取される天然の冬虫夏草に勝る驚異のパワーを持っています。

冬虫夏草は中国では、古くから漢方薬として珍重されてきた事は既にご承知の事と思います。
平成15年7月には金沢大学薬学部のグループがその薬効メカニズムを解明する一方、ドクターが著した著書も出版され「 そこが知りたい『冬虫夏草』その薬効と飲み方、セントラル出版」で抗腫瘍効果が認められ話題になっています。

元々、冬虫夏草は中国の高山に生息する茸として珍重されて参りましたが、非常に高価で入手も困難とされてきました。

冬虫夏草は世界中でおよそ数百種発見されており、その2/3が日本で発見されているそうです。

しかしながら、冬虫夏草の成分の中で重要な中草素(コルジセピン)が含まれているのは蚕のさなぎから採れる冬虫夏草だと云われています。
言い換えれば中草素の含有量で冬虫夏草の価値が決まると云っても過言ではありません。

自然生息のものは環境変化と乱獲で現在中国政府の軍の管理下に置かれ、保護政策により入手が困難でその量にも問題があるのが現状のようです。日本では試験栽培を試みているところがありますが、我々は永年の経験と研究により大量の(20万株)の栽培に成功し、既に乾燥粉末化までの加工も出来、乾燥重量にして年間20t以上の出荷を可能としています。この事は世界初の成功と言えるものです。中国国内に於ける天然物は近年ほとんど枯渇状態で、最近は人工物に頼らざるを得ない状況になっています。そんな昨今、日本国内産で正確な成分分析表を添付する我々の製品は中国でも求められる様になってきました。栽培を始めて16年を過ぎ、既に多くの方に愛飲して戴いています。もちろん薬事法の関係から現在は健康補助食品の原料として提供していますが、ごく近い将来は医療分野の原料になるものと確信してやみません。

XYZ理論での証明
活性酸素消去発光研究の第一人者であった元東北大学名誉教授・故大久保一良先生が提唱したのがXYZ系活性 酸素消去発光理論(XYZ理論)です。

XYZ理論は従来の活性酸素消去理論とは一線を画すもので、この理論が画期的であると高い評価を受けているのはCCDカメラを用いて理論を実証している点にあります。

活性酸素は電子構造が不安定(不対電子)で高いエネルギーを帯びている事から、他の物質と結合して活性を失うと、そのエネルギーが光として放出される発光現象を起こします。その発光現象を通して活性酸素の消去反応をカメラでとらえ、視覚的に実証することによって活性酸素消去メカニズムが解明されるというものです。

つまり、発光をCCDカメラで捉えその輝度数の大小で抗酸化能力を識別出来る訳です。 通常、体に良いとされるバナナ果実粉末が500ちょっと(但し、代表的な果物は全て20以下です。)、沖縄のミネラル豊富な土壌で育まれた栽培者が自信満々のカボチャでさえカウント数は600程度ですが、この冬虫夏草は最高で22,000以上をカウントします。

このXYZ理論を活用し冬虫夏草が従来の抗酸化(抗ガン)物質を凌駕するものであると再認識しました。

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