「エコブースバイオ液」とは微生物酵素・植物酵素・ミネラル類・腐植物質など天然由来の物質のみを原料とした酵素を主としたバイオ液です。

特長

●悪臭が激減します。
●スクリーン裏等へのこびり付きが激減します。
●モータ・配管等の汚れが軽減されます。
●スラッジ回収が容易になります。
●清掃時間が短縮されます。
●ブース水は廃棄せず継続使用可能です。
●スラッジ量が減少します。

つまりブース清掃が容易になり回収スラッジが減少し廃棄物処理費用の減少、職場環境の改善に寄与します

トルエンを始め、シンナーや塗料が毎日の稼働で大量に入り込む循環水中では微生物が生き残る事は可能であっても増殖・活性化は非常に困難です。バイオの菌体数ではなく、バイオが生成した酵素群が主役です。微生物が活性化し、増殖し、同化作用の為に酵素群を生成しますが、この酵素群へ数十種のミネラルを添加します。この事で、酵素群も固定化・安定化し、触媒能力は飛躍的に高まります。この酵素群は酸化作用のみでなく還元作用、脱アミノ作用等の作用効果を持ちますから、ブース水は極端な酸性へ傾かず、pH値は7に収束されるようです。鉄製品が錆びることはありませんが、もっと高いpH値が欲しい場合は薬剤で調整することは問題有りません。水温は30~40℃が望ましいものですが、そこに固執しません。

DO(溶存酸素量)を高めれば酵素群の触媒作用は高まります。
ウオーターカーテンが適正に動いていれば問題有りません。「エコブースバイオ液」の生分解効果を高める為の必須条件は循環水を動かすこと、溶存酸素量を高めることです。動かすことで、固定化された酵素群と目的物質であるスラッジやシンナーとの接触機会を増やし、その結合をはずしていく酵素反応効果を高めます。そして、下(メタノールの分解)の様に酸素がなければ酵素反応は進みません。
    2CH3OH + 3O2
              → 2CO2 + 4H2O
又、酵素群は所詮アミノ酸です。時間の経過、或いは環境の変化と共に酵素群は壊れていきます。その為に、「エコブース」では隔週でのバイオ液の追加補充が必須となり、これが消耗品となります。
    (初期:循環水1t当たりに1㍑、隔週で1t当たり0.5㍑補充)